【デバイス修理】マウスホイールのロータリースイッチ延命!
- マウスのホイールが逆向きに動いたり反応しなかったりする・・・
- 部品の交換が必要って情報もあるけど、めっちゃ難しそう・・・
- ホイール以外は正常だからなんとか簡単に直せないか・・・?
マウスでよく聞く不調、堂々の第一位に君臨している(と思い込んでいる)、ホイールの反応が悪くなるやつです。
1年ほど前、マウス2台(Logicool G703と、HPの6SP30AA)で立て続けにホイールがお亡くなりになりまして。下にスクロールしたいのに上に動いたり、そもそも無反応だったり。ストレッサー。
当時ググったらロータリーエンコーダーの交換とかいう、なかなかハードルが高そうな情報ばかり出てきて1年間放置していたんですが、接点復活スプレーで延命できるケースが結構あることが判明。今回は実際に分解して直した過程を、写真付きで残しておきます!
1. まずは分解
HPの6SP30AA。何はともあれスイッチOFF。分解前のお約束。

まずは下部の隙間に爪を入れて、ケースを開けましょう。電池交換の時に開ける場所ですねー。

電池を外して、右上・左上・中央下部にあるネジを外しましょう。

するとこんな感じ。中央の爪を起こして平型ケーブルを抜き、右上のホイールと繋がっているケーブルも抜いちゃいましょう。ホイールはピンセットを使うと、ギリ壊れない感じで外せます。

外した後のマウスがこちら。

外した後のホイールがこちら。ホイールの軸が刺さっている黒くて四角いパーツの中に、今回の現象の真犯人であるロータリーエンコーダさんが入っております。

2. 接点復活スプレーでシュッと
ホイールの軸を外してみました。

この中には小さい接点があって、ここにホコリやカーボン(摩耗カス)が溜まると、接触不良を起こして「反応しない」「逆に回転を検知する」といった誤動作に繋がるらしいです。
数百円の部品ですが、機種によっては単体販売はほぼありません。あったとしてもはんだ付けでの部品交換になるので、まずは掃除で復活しないか試すのが賢明です。
3. 用意するもの:接点復活スプレー
早速注文した、KUREのNo.1424。間違えてKUREの5-56を買ってしまったのは内緒。

接点部分の油汚れやカーボンを落として、腐食を防止してくれるスプレーです。電子部品の接点洗浄用に定番のアイテムで、ホームセンターや家電量販店、Amazon・楽天でも普通に買えます。
ノズル(細い管)が付属していて、狙った場所にピンポイントで届かせやすいのでおすすめです。
4. スプレーを吹きかける「正しい場所」
ここが今回の一番のポイント。適当にドバっとかけると壊れる原因になるので、狙う場所と量を絞ります。
注意点をちゃっぴー(5.6sol)に聞いたら、画像を作ってくれました。いい時代ですね。

- ケースの合わせ目(隙間)から中へ浸透させる
- 端子(リード線の付け根付近)にも軽く届かせる
- 中央の六角穴へ直接大量に吹き込まない
- びしょびしょにしない(絶対NG。故障の原因になります)
- 必ず電源(USBレシーバーや電池)を外した状態で作業する
流れとしてはこんな感じ。
- ノズルを取り付ける
- 上記のポイントを狙って「ジュッ」と極少量だけスプレー(力加減の難しさたるや)
- ホイール軸を差し込んで、左右に30〜50回ほどグリグリ回す(内部に薬剤を行き渡らせるイメージ)
- 余分な液をティッシュ等で拭き取り、完全に乾燥させる
回せども回せども、治っている実感は全くなかったので、ひとまず乾燥のため放置!
5. 組み立てて動作確認
しっかり乾燥させたら、外した手順を逆に辿って組み立てます。
元の形に戻すだけなんで上にスクロールしていただいて。ほら、読んでくれる方の通信使いすぎるのも良くないんでね。
電池を戻して電源ON。ホイールを回してみると・・・逆回転もカクつきもなくなって、スムーズに動くようになりました!
ひとまず延命。どれだけ持つかわかりませんが、3か月は元気に動いているので、お得かもしれない。
おわりに
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 症状 | ホイールが逆回転する/反応しない |
| 原因 | ホイール裏のロータリースイッチの接触不良 |
| 対処法 | 接点復活スプレーで洗浄 |
| 必要な道具 | 精密ドライバー、接点復活スプレー |
| 費用目安 | スプレー代のみ(数百〜千円程度) |
| 難易度 | ★★☆☆☆(分解経験があれば簡単) |
ホイールの誤動作=即部品交換・買い替えという情報が多いですが、原因がロータリースイッチの汚れなら、接点復活スプレーだけで直ることも意外とあります。
ダメ元で試してみる価値はあるかなー、と。ただし分解は自己責任&メーカー保証対象外になる可能性があるので、その点だけご注意をば。
最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回!

